音階の練習はどれだけ曲を弾くのに役に立つのか
- Natsuko Imai
- 2021年9月23日
- 読了時間: 2分
昔、私が習っていた Jorge Osorioというメキシコのピアニストが私のレッスンで言った言葉です。「音階さえ弾ければ弾けない曲はないから」 音階はピアノの基礎です。音階を練習する時に心がけることを簡潔にまとめてみました。
1)どの調でも手の形を変えずに弾く
黒鍵が入ってきたり、音と音の幅が広くなると、どうしても指が伸びてしまったり手の形が崩れます。手首の調節でそれを無くし、そして一本一本の指に同じ圧がかかる様に練習します。「音が揃わない」と言うのは様々な音の幅から手の形が崩れて、同じ圧力が均等に鍵に入らない(押していない)時に起こります。
2) レガートで弾く
レガートというのは、気持ちが入らなければなりません。音階が弾けてない=レガートで弾けていない、音が揃っていない、になります。この2点を常に頭に入れて練習します。
音を繋げる=音と音の間を繋げるを意識すると良いでしょう。
3) リズム練習、バリエーションで練習
リズム練習、スタッカート練習はとても効果的で、音階以外にも使うととても良い練習になります。その理由は、弱い指や箇所を鍛えてくれる練習だからです。音階の最初の音から始めずに、二番目、三番目の音から始めるのもとても良い練習だと思います。
とりあえず、音階を練習する時に気をつける事を3点、簡潔にまとめてみました。音階の練習をすると曲を弾く時にも、より綺麗に弾ける事と思います。
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